あの季節 Part2

 記念日(?)ネタが続きますが、昨日で母親にカミングアウトしてから満10年でした。

 母親にカミングアウトしたのは、まだ実家に住んでた頃、部屋に置いていたゲイ雑誌(Badi)が見つかったからです。2000年2月3日のお話です。見つかった号のBadiの特集が「ヤリまくり淫乱スポット2000」という企画で、どうにもこうにも言い逃れできなかったという(汗)。

 その月のうちに、札幌ミーティング主催のイヴェントで「ゲイである子とその母の対話」があり、そこに母を呼んでから、母は他のお母様方ともお友達になったのでした。そして今に至るという。自分にとって母は、もはや親を超えた理解者という感じです。

 昨夜、母に携帯メールを送ったのですが、母も覚えていたようで返信をくれました。そりゃそうよね、節分にカミングアウトされたなんて、忘れられないわよね(笑)。

 ゲイバーデビューといい母へのカミングアウトといい、ほんの少し前の話のつもりでいたんですが、各々11年前と10年前…。そりゃ、30代半ばになろうというものです。

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あの季節

 大学生や院生をやっている友人・知人から「今年度の講義はもう終わり」ということを聞いて、ふと思い出したこと。


 1999年2月2日、大学4年だった私が受けていたゼミの最終日でした。学部生として最後のゼミ終了後、みんなで打ち上げに行くことになっていたのですが、自分はそれをパスして、生まれて初めてゲイバーへ行ったのでした。そう、今日はゲイバーデビューしてから満11年なのです。


 なぜ、学部最後の打ち上げを蹴ってまで、この日にゲイバーへ行こうと思ったのか今となっては分からない。でもとにかく「今日行かないとダメだ」と強く思い込んでいた(というか、かなり切羽詰っていた)のは事実。はじめの一歩があってこその今。いわば、2月2日はセカンド・バースデイ(ユーミン風)なのです。


 記念日にこだわりすぎるのも良くないかなぁと思いつつ、今日は自分におめでとうと言ってあげたいと思います。

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【アメリカ】同性婚合法化を求める、保守派弁護士

 もう発売時期は過ぎてしまったと思うのですが、2010年2月3日号『NewsWeek日本語版』P46〜48に、アメリカ合衆国 カリフォルニア州の同性婚関連の記事が載っています。


 レーガン政権やブッシュ前政権で中枢部にいた(つまり共和党支持者であり、保守本流でもある)セオドア・オルソンさんの寄稿記事で、「保守本流の弁護士たる私が、同性婚の権利を守るために戦う理由」というタイトルが付けられています。

 保守本流として同性間の婚姻を支持する論理がとても興味深いです。日本でも、例えば「草の根保守主義」を自任する層にこういう可能性があるんじゃないかなと思わせてくれる内容です。買えなかった方は、図書館などでチェックしてみてはいかがでしょうか。

テーマ : 同性愛・両性愛
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 札幌生まれ&育ちにとっては珍しくもないんですけど、雪の話題。


 東京に転居して再来月で満9年になりますが、ここまで雪が積もるのを東京で体験するのは初めてかもしれないです。札幌と同じ勢いで雪が降っているんだもの。 札幌生まれの私が言うんだから間違いない。


 今朝は電車の遅れなどに巻き込まれないように早めに家を出ました。…が、他の電車の故障に遭遇して。結局10分ほどの遅刻でした(泣)。遅延証明書が出たのが救いなんですけれどねー。

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ぼくはゲイのくま 〜宇多田ヒカルさんのくまちゃん〜

 彼女がデビューして数カ月後、立ち上がった時から実はチェックしてました。


 …いえ、宇多田ヒカルさんのメッセ(日記と言うかブログと言うか)のことなんですが。節目節目の報告よりも脱力日常系の記事(これなんて、タイトルでエヴァファンはニンマリだろうな)が好きなんですが、最新のメッセで意外な事実が判明!


 彼女のシングル「ぼくはくま」(2006年11月22日発売)のモデル(?)にもなったくまちゃんが実はゲイだということが判明しました。宇多田さんとくまちゃんの近影はこちら


 (現時点で)最新メッセ「サインボール SF ver」で、くまちゃんが実はゲイだということをアウティング(?)した宇多田さん。サンフランシスコでのライブで客席に投げ込むサインボールには、サンフランシスコがゲイのコミュニティーで有名な都市ということで、いろんなタイプのゲイくまちゃんを描いたとのことです。マッチョ系、ニューハーフ系、ドラァグクイーン系…。それも、同性間の婚姻を認めるかどうかがアメリカの各州で議論になっていることを受けて、プラカードに「同性結婚を合法化」って描いてデモに参加してる設定なのだそうです。芸が細かい。


 よく考えれば相当ポリティカルなことを、ここまでサラッと書いて(&描いて)しまう宇多田さん、やはりただ者ではないですなぁ…。

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スマートホン 2010春の陣 その後

 このブログで携帯関係の記事を期待している人なんてほとんどいないんでしょうが、いいの、自分の関心事だから。

 昨日、スマートホン関連で情報が入ってきた記事2編。

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(1)auの春商戦は“スマホなき戦い”――「ほかの市場で勝負」とKDDIの小野寺氏
  (ITmedia プロフェッショナル モバイル 2010年1月25日)


「スマートフォンが出遅れたのは事実。春商戦はほかの市場で戦う」――。KDDIの小野寺氏は、携帯電話の春商戦に向けた戦略をこう説明した。すでに発表済みの春モデルのほかに、新たな端末を発表する模様だ。

KDDIの代表取締役社長兼会長の小野寺正氏 「(KDDIが)スマートフォンで出遅れたのは事実。春商戦はほかの市場で戦う」――。1月25日、第3四半期の決算会見に臨んだKDDIの代表取締役社長兼会長の小野寺正氏は、携帯電話最大の商戦期といわれる春商戦に向けた戦略について、こう話した。

 NTTドコモがソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のAndroid端末「Xperia」を発表し、ソフトバンクモバイルもAndroid端末の投入を表明するなど、春商戦ではスマートフォン市場が盛り上がると予想されている。KDDIも2010年にAndroid端末を投入する予定としているが、春商戦には間に合わないと見られ、小野寺氏は「(Android端末を)準備しているが、遅くなっているのは認めざるを得ない」と説明。前述の通り、春商戦については、ほかの市場で戦う考えを示した。

(以下、略)

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(2)グーグル“中国市場は重要”(NHKニュース 2010年1月25日)

(途中 略)

さらにアレグレ副社長は「グーグル」が独自に開発し、アメリカなどで今月売り出した高機能の携帯電話について、日本での発売に向けて準備を急いでいることを明らかにしました。

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 上記2編の記事に、「ソフトバンクが今春にAndroid携帯を発売するという公式情報」「SHARPが今年前半、Android携帯を市場に投入する」という情報を勘案すると、以下のことが考えられます。


○今年1月に米・英・香港・シンガポールでGoogleが販売を始めたNEXUS ONEの同型モデルが、今春にドコモかソフトバンクのいずれかから発売される。

○SHARPのAndroidも発売が春の場合、ドコモかソフトバンクのいずれかからになる可能性が強い。



 初夏頃にはiPhoneの次世代機も発表されるでしょうし、スマートホンで攻勢をかけるドコモ・ソフトバンクと、開発待ちのauの対比がよりくっきりしそうです。

 それにしても、ソフトバンクが明らかにしている今春発売予定のAndroid機スペックとNEXUS ONEのスペックが同じなのですが…。やはりソフトバンクから出るんでしょうかね。

テーマ : Android
ジャンル : 携帯電話・PHS

Xperia

 一昨日、ソニーエリクソンとNTTドコモが、Android携帯「Xperia」の今春(4月)発売を発表しました。昨年11月の時点で、ソニーエリクソンは「Xperia」を世界各国で販売することを発表していましたが、日本ではドコモからの発売となったようです。


 海外に目を転じると、Google自ら手がけたAndroid携帯「NEXUS ONE」(製造はHTC)が年明け直後の1月5日に発表され、米・英・香港・シンガポールで、即日販売開始されました。Andoid OSは最新の2.1、オンラインでも販売され、キャリアのSIMロックがフリーになっているバージョンも販売されています。日本では同じ型か類似のモデルがソフトバンクモバイルから出ると噂されています。


 …となぜいきなりこの手の話題を書くかというと、ずばりAndroid携帯を欲しいなぁと思っているからです。自分はG-mailをメインのアドレスに使っているのですが、ここのところ業務連絡が増えつつあることもあり、Android携帯でメールチェックや送受信を楽にしたいなと思っています。ウェブブラウジングもスムースにしたいし。色々なサイトをチェックする際にはGoogle Readerも使っているので、それにも対応してるだろうし。


 今年前半には、SHARPもAndroid携帯を発売しているということなので、春にどんな機種が出揃うかちょっと楽しみです。


注)Android携帯って何さ?という方は、こちらをご参照くださいませ。

テーマ : Android
ジャンル : 携帯電話・PHS

繋がるということ

 直接の面識があったわけではないのですが、ブログを通じてこちらから一歩的に存じ上げていた(そして、恐らく関西レインボーパレードでご一緒したことがあるであろう)ゲイの方がお亡くなりになったとのことです。昨日、Twitterでのお友達の呟きで知りました。


 お亡くなりになったご本人がブログでも公になさっているのですが、自ら命を絶たれたとのことです(注:ご友人が、ご本人に託されたという最後のメッセージを、ご本人のブログに公開なさっています)。

 
 私は来月の頭で、いわゆるゲイ・コミュニティにアクセスして満11年になります。当時は札幌に住んでいたのでまずは札幌のゲイコミュニティにアクセスし、そして2年後に東京に移住し、現在に至ります。この11年の間にLGBT関連で色々な人と出会ってきましたが、何人かのゲイ友やお世話になった方々が、自ら命を絶ってきました。


 自ら命を絶つ方々にはそれぞれ強い理由があるし、「やっと楽になれたね」と心の中で声を掛けるべきなのかもしれません。でも、残された人間のエゴとして、「やはり生き残っていて欲しい」と思うのです。


 亡くなってはいなくても、11年の間に連絡が取れなくなったしまったゲイ(やLGBT関連の)友達、消息は辛うじて聞くもののみんなで集まる場所に出なくなった人はそれこそ沢山います。ここ数年、レインボーマーチ札幌に参加し、10年以上の友人や知り合いと顔を合わせると、大袈裟でなく「生き残っていてくれてありがとう」という気持ちになります。


 何気なく使う「友達」「知人」という言葉ですが、お互いが「友達」「知人」として認識し合い、そして繋がり合うということが実はどんなに意味のあることか。お亡くなりになった方々の平安を祈る一方、「だからこそ、生きて繋がっている人を大事にしたい」と思うのです。生きていると、精神的に荒むことも時々あるけれど、この思いは忘れたくないな。

理解者を増やすこと

 国民新党の会合で、選択的夫婦別姓制を導入する民法改正案に対して「不倫を助長する」との異論が出たようです。


 >国民新党が総務省に通告「参政権法案は厳しい」(産経新聞、2010年1月20日)


 まぁ、鬼の首を取ったように国民新党批判をするつもりは全くないです(「不倫を助長する」って、じゃあ、現時点で不倫は少ないのか?とか、量的に裏打ちされたデータはあるのか?など、突っ込みどころは満載だと思いますけれど)。


 ここで言いたいのは、与党の中にもこういう感じの人がいるし、逆に野党であっても選択的夫婦別姓に理解のある議員さんがいるということ。それはLGBT関連の政策でも同じで、「政権交代をしたから、物事がすぐ動く」という楽観的なお考えの方がいるのならば、そろそろ再考の余地があるのではないかと個人的に思うのです。


 どんな党が政権に就いていても、「各」政党にパイプや理解者を作っておくこと。そして、いわゆる当事者以外であっても利害を共有できる協力者や理解者を作っておくこと。地味で遠回りに見えるけれど、物事を政治的に動かすには、結局そんな作業が必要だと思うのです。派手なスタンドアクションだけで、物事は動かない。自分たちの主張が「公共の利益」にも適うと思っているのであれば、まず理解者を増やすことを忘れてはいけないと思います。 

湯河原

 この前の日曜(1月17日)、パートナー氏と日帰りで湯河原温泉に行ってきました。

 パートナー氏の大学院関連での忙しさがひとまず一段落ということで、慰労も兼ねてどこかへ一緒に行きたいと思いついたのが、その前々日の話。16日は予定が入っておリ、17日は夕方にaktaで開かれる「REACH Online 2008 調査結果報告」に足を運ぶ予定。そうなると、17日の朝から夕方にかけて日帰りできる場所がいいでしょ、という話になりました。箱根や熱海には行ったことがあるので、そしたら湯河原に行きましょということで行き先決定。

 17日は阪神・淡路大震災から満15年だったので、朝早く起きて、地震の起きた時間に黙祷。その後朝食を取って、普段の通勤時よりも早く家を出ました。湯河原までは、小田原まで新幹線・小田急・JR(湘南新宿ラインや東海道線)と複数のルートが有るんですが、なんとなく東京駅から東海道線の快速に乗ってみました。

東京駅にて


 小田原までは快速電車で、小田原からは各駅電車で湯河原へ。10時に湯河原駅に到着しました。湯河原では午前と午後に各々別々の日帰り用温泉に入ってきましたが、ゆっくり半身浴してきたので随分と身体が温まりました。パートナー氏も血行が良くなり、ここのところの疲れが出たのか、帰りの電車ではずっと眠っていました。


 さて、温泉だけではなく、一応名所のようなところに行ってきました。午後の温泉に入る前に立ち寄った伊藤屋旅館別館「光風荘」は、二・二六事件(1936年2月26日)当時、前内大臣だった牧野伸顕(大久保利通の次男で、吉田茂元首相の舅。さらに麻生太郎前首相の曾祖父だったりします)が投宿していたということで、東京都内以外で唯一襲撃された場所なのです。「光風荘」の中には、事件直後から収拾期、そして後任の内閣選出までの模様を伝える当時の新聞記事が展示されていて、日本史好きにとってはたまらないひと時でした。

光風荘


 温泉に観光にと楽しかったのですが、日帰りで予定を詰めていたために食事を取る時間が全くなかったのです。かろうじて帰りの電車に乗る寸前に、駅近くの食堂で食べた鯛めしが唯一の湯河原っぽい食事でした。


鯛めし





Kitacaモモンガ
プロフィール

NOV

Author:NOV
NOV(赤杉 康伸)

1975年5月5日札幌市生まれ。
2001年から東京在住。

現在は、
東京メトロポリタン ゲイフォーラム(TMGF)共同代表

を務める。

2009年春現在、総胆管結石症の治療に伴い、活動をスローダウン中。

詳しい経歴はこちらhttp://www.geocities.jp/tmgf2001jp/nov.htm

メールはy.akasugi@gmail.com まで

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