NOV'S BLOG

LGBTやSOGI(性的指向・性自認)に関する政治動向・理論や活動などについて、主に綴っているブログです。

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テレビ出演しました

…いえ、乳幼児期の話なんですけど。


 1~2歳の頃、夜中にひきつけを起こし、救急車で病院に運ばれたことがあるんです、私。で、運ばれた先の病院で「緊急・救急医療」についてのテレビ番組取材が行われていたらしく。担ぎ込まれた私もオンエアで映ったらしいんですね(北海道ローカル番組らしいが)。

 そしたら、オンエア後、親戚から我が家に「康伸は大丈夫なのか?」という電話が随分と入ったらしい。結構みんなテレビ観てたのね。

 メディアが多様化している現在と違って、テレビにまだまだ影響力があり、みんながテレビを見ているという前提があった頃のお話です。今はテレビに出演したといっても、それを視聴しているのは局所的なごく一部という状態でしょうからねぇ。
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熱っぽいの

 …といえばナンノ主演&WINK主題歌。



 
 すんません、ボケてみました。

 今週月曜の夜、体が重く(notデブ)、ちょっと関節が痛むという風邪の初期症状に襲われて。高熱はないので新型インフルではないと思うんですが、若干微熱を感じたので、火曜朝は食後にバファリンを飲んで出勤。

 職場の忙しさのピークがまさに今週という最重要期なので、「休んでられねぇや!」ということもあり、仕事後にあらためて風邪薬と葛根湯を買って帰宅。消化の良い夕食を取り、以前友人に教えてもらった「熱い味噌汁に生姜を入れて飲む」を実践し、風邪薬と葛根湯を服用して早めに寝ました。それ以後、体力を温存するために今週は職場と家の往復のみになっています。さて、今日もそろそろ出勤準備しようかな。

横綱昇進基準

 先日の日曜日、大相撲夏場所は日馬富士が14勝1敗で幕内最高優勝を決めました。

 横綱審議委員会の内規では横綱昇進基準が「大関で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績を上げた力士」となっているため、来場所も日馬富士が優勝すれば横綱か?という感じだったのですが、25日に開催された横綱審議委員会では異論が続出したらしいです。

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http://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/090525/mrt0905251939005-n1.htm

 鶴田卓彦委員長は「綱取りの話はほとんど出なかった。今場所は14勝と頑張ったが、その前の2場所は8勝と10勝。3場所通算でみると、『優勝すれば、じゃあすぐに』というわけにはいかない」と発言。内館牧子委員も「綱取りはまったく話題にならなかった。稀勢の里戦の変化はがっかりした。2場所連続で優勝すれば横綱昇進というのであれば横審はいらない」と同じく厳しい見方をした。

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 まぁ確かに、立ち合いの変化はあまりいただけないなぁとは思いましたが、「その前の2場所は8勝と10勝」「2場所連続で優勝すれば横綱昇進というのであれば横審はいらない」って何事?じゃあ、なんのための昇進基準内規なのよ?ってことで、ちょっと調べてみました。

横綱昇進前3場所成績


 ↑の表(クリックして拡大)が、昇進基準内規ができた1958年以降に横綱に昇進した力士の直前3場所の成績です。こうやってみると、今回の日馬富士と同じ3場所前が10勝という力士はざらにいます。近いところで言うと、朝青龍や白鵬も3場所前は10勝。これだけで、横綱審議委員たちのダメ出しが、いかに言いがかりかということが分かります。

 それに、平成に入ってから横綱に昇進した力士は、すべて直前2場所を連続優勝しています。3場所前の条件が朝青龍や白鵬と同じであるならば、日馬富士だって来場所優勝したら横綱に昇進すべきなのだと思うのです。


 さて、しかし、直前2場所で連続優勝しているとはいえ、たとえば3場所前が負け越していたり休場していたりという場合は、確かに安定感が求められる横綱としてどうか?とい感じは確かにします。近いところで言うと、昨年の琴欧洲や2006年の栃東は優勝場所の前場所は途中休場でした。ま、彼らは結局綱とり場所で好成績を挙げられず、綱とり失敗しているのですが。

 じゃ、安定感を加味した場合、どういう横綱昇進基準が良いのだろうと調べていたところ、面白いサイトを見つけました。

http://deliciousway.sakura.ne.jp/sumo/opinion1.htm

ここのサイトでは、横綱昇進条件から優勝をバッサリ外し、こういう条件にしています。

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以下4点のいずれかに該当することを昇進の条件とする。

1. 大関に昇進した場所から、2場所連続14勝以上を挙げること。

2. 大関において、2場所連続15戦全勝すること。

3. 大関において、連続する3場所で順に10勝以上、13勝以上、13勝以上を挙げること。ただし、それらの3場所の間に休場、不戦敗を含まないこと。

4. 大関において、連続する3場所で合計40勝以上を挙げること。ただし、それらの3場所の間に休場、不戦敗を含まないこと。


各項目の理由は以下の通り。

まず「1.」は、大関昇進から2場所で28勝以上となるが、大関昇進の直前場所は現状では少なくとも11勝はしているはずで(再大関なら10 勝)、関脇→大関→大関における3場所の合計が最低38勝、平均すると約13勝となる。これはもう、横綱昇進に値する成績と言ってよいだろうと思い、連続 14勝以上の場合のみ、大関2場所で昇進できるものとした。

続いて「2.」、これは文句なしだ。昇進する3場所前が休場や負け越しでも構わず、極端な話全休→全勝→全勝でも昇進とする。

次に「3.」だが、要するに順番も10→13→13でなければならず、13→10→13では不可とする。横綱になる以上、好不調の波が大きいことは好ましくないので、優勝に値する好成績を続けて残せるかということに重点を置いた。やはり、綱取りの前の場所は13勝は欲しい。また、横綱昇進の参考となる場所に休場があるのも好ましくないので、例えば10勝2敗3休の翌場所13勝しても、綱取りとはしない。

最後に「4.」、これは最初は入れていなかったのだが、栃東の平成18年3月場所終了時点での成績を思い出して加えた。というのは、1月場所14 勝、3月場所12勝のため、「3.」の条件に当てはめると5月場所は綱取りとはならないが、もし全勝した場合、1月場所から14勝→12勝→15勝と、3 場所で41勝にもなるからだ。これは大横綱級の数字であり、年間80勝を超えるペースの勝ち星を挙げて昇進できなかったらあまりにも厳しすぎると思ったので、加えることにした。「3.」に比べて極端にハードルが高いが、3場所で40勝は間に9勝以下があると達成できない数字なので、妥当ではないだろうか。順番は関係なく、例えば15勝→10勝→15勝でも昇進とする。

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 確かに合理性がある気がします。で、実際の事例で上記の条件をあてはめた場合どうなるかをまとめたのが、↓の表(クリックして拡大)。

横綱昇進仮説


 基準が変わってもやはり昇進できる人、昇進できなくなってしまう人、実際より後に昇進がずれ込む人、昇進が逆に早まってしまう(!)人など様々ですが、結構妥当かなぁと僕は思います。みなさんの感想はいかが?武蔵丸が横綱に昇進できなくなってしまうのだけ、若干違和感があるのですが。 ちなみに、最高位大関で横綱に手がかかりそうだった方々についても、今回の条件を当てはめてみたのですが、ことごとく昇進不可でした。やっぱ横綱昇進は難しい…。

現実へのコミット

 市民活動団体やNPO法人に限らず、株式会社に至るまで「有志により任意に創設された団体」というのは、法の制限内において、構成員の意思決定により自由に活動をすることが出来る。

 
 「当たり前のことじゃないか」と思われるかもしれないが、以前のエントリーでも書いたとおり、市民活動というのはリベラルや民主主義、そして平等をテーゼとしがち。なので、外部から寄せられる意見やクレームに対してもできるだけ誠実に対応しようとする。


 しかし、市民活動(団体)が「有志により任意に創設された団体」の一つであるならば、外部からの意見やクレームを聞きつつも、その意見やクレームに沿わない決定や行動を取ることも、またその団体の自由なのだ。


 何を言いたいかというと、ある団体の活動や方針に対して異議を唱えたいのであれば、究極的にはその団体の構成員となって、意思決定過程に参画し、アウトプットを変えていくしかない。それが不可能であるならば、異議を唱える人自身が新たな任意団体を作って、自分(たち)なりの理想や意見を具体的な行動で実現させるしかないと思う。


 もちろん、異なった意見を持つ者や団体同士、平和的に意見交換や議論を行ない、その結果双方にとって理想的な結果が出せるのなら、それに越したことは無いだろう。しかし、双方の意見がどうしても平行線を辿ることだって、ある。それでもなお、「外部からの寄せられる意見やクレームを受け入れない団体はよろしくない!」という議論は、ちょっと違うんじゃないかと思う。だって、市民活動団体といえども、任意団体なんだもの。


 あくまで外部から、ある任意団体へ異議を唱えたいのであれば、実現可能な代替案を提示すべきではないだろうか。若しくは、あらゆる人が議論に参加出来る場を、異議を唱える人自身が設けるべきではないだろうか。直接顔を合わせるシンポジウムやトークセッションという形でも良いだろうし、ウェブ上で、ある程度情報発信者の顔が見える状態(SNSのコミュニティなど)でオープンに議論を行なうのも良いだろう。


 自己反省も込めて言うと、ブロガーという類の人間は、自分のブログで意見を書き綴れば、そこで何かを変えることができるという「錯覚」を持ちがちだと個人的には思う。しかし、現実を変えていくには、その現実に自らコミットしていくしか方法はないのだと思う。何かの団体やイベントのスタッフになるという方法もあるだろうし、自分で新しい団体やイベントを作るという方法もあるだろう。先ほども書いたように、あらゆる人が議論に参加出来る場をつくるという手だってある。いずれにしても、自分のテリトリーだけで意見を発信するだけでは、物事は変わらない。


 ・・・ということで、胆嚢摘出手術を終え、体調も十分回復したら、自分なりの現実へのコミットを再開させたいなぁと思っています。今までとはまた随分違った形になるとは思うけれど。やっぱ僕は「口で言うより、手のほうが早い」人間かもしれません。

ワンセグ

 2週間ほど前、ACアダプターを挿しても、私の携帯電話が充電されなくなってしまった。「このままだと電池が切れてしまう」と思っていたら、携帯キャリアショップに行く前に本当に電池が切れてしまった。慌てて、携帯キャリアショップへ。代替機を貸してもらい、自機を修理に出す。

 1週間後、携帯がキャリアショップに戻ってきたが、基盤がやられていて、修理だけではどうにもならないとのこと。「あと3ヶ月でこの機種も丸2年なんだけど、どうしようかなぁ」と思ったのですが、別の機種さえ準備できれば、SIMカードを差し替えて使えば良い」ということに気づいた私。

 ということで、機種自体は最新機種や機能全部入りにこだわらないので、型落ち機を某オークションで廉価で落札した。一応、こだわりとしては、「できれば未使用品」「ワンセグ機能がついているもの」でした。で、4日前から落札した機種を使ってます。

 ところで、なぜワンセグ機能にこだわったかというと、ずばり大相撲チェックなのです。大相撲ファン歴23年の私。平日は仕事さえ定時に上がれば上位戦は時間的にぎりぎりチェックできるし、休日に外出しているときにもできればチェックしたい。大相撲チェックだけ?とバカにするなかれ、1場所15日で年6場所ということは、年間90日間。つまり1年の約4分の1は大相撲の本場所が開催されているのです。

 ということで、リアルタイムでテレビ(ワンセグ)でチェックできる大相撲、いいですね。実は一昨日(22日)夜から昨日(23日)にかけて私は東京を留守にしていたのですが、ワンセグのおかげで、熱戦を見逃さずに済みました。

 ま、もともとそんなにテレビを見る人間ではないのですが、リアルタイムで見ないとテンションが下がるスポーツ中継を外出先でチェックするには良さそう。大相撲のほかには、マラソン中継なんてよいかなぁと思っています。だいたい中継は日曜ですが、外出していることが多いので。

入院予約

 今週月曜(18日)、今年1月に入院し、胆石の件のかかりつけ病院である某医大病院で入院前検査をしてきましたよー、有休を取って。検査自体は午前中で終わったのに、結果説明や入院予約手続きで待たされて、結局約半日潰れてしまった(汗)。


 エコー検査の結果、相変わらず胆嚢の中に胆石が5~6個詰まっていた(画像でもかなりはっきり分かる)。しかも一番大きい胆石は直径2センチくらいあるらしく、「やっぱこれは胆嚢を取るしかないですネェ」と検査後の医師の説明。はい、手術、覚悟してましたよ。血液検査、X線検査、心電図はまぁまぁさくさくっと終わりましたが、生まれて初めてやった肺機能検査、結構苦しいのね。かなり繰り返し、大きく吸って吐いてー、勢い良く吸って吐いてーをやらされましたよ。


 で、検査の結果、手術を行なう上で心肺機能も問題はないので、自分の仕事がひと段落する6月以降に1週間ほど入院して、腹腔鏡下手術を行なうことが正式決定!


 しかし、思わぬ問題が・・・。1月の入院時は緊急に担ぎ込まれたこともあって3人部屋に入院したのですが、今回私は大部屋での入院を希望しました(だって、差額ベッド代を再び払うの、癪なんですもの・・・)。そしたら、大部屋は満室というか満床で(これは予想してましたが)、なんと正式入院日が決まるのが入院前日!


 「あんた、子どもならともかく、勤め人がそれは厳しいでしょうよ」と思いつつ、病院職員さんに掛け合ってみるものの、結局どうにもならないということらしい。大学病院としてはなんとか3人部屋か個室に誘導したいんだろうなぁ。絶対こっちも譲らないけど(笑)。


 職場の上司に翌日報告したところ、上司は一瞬絶句(←この場合、非常に正しい反応だと思われます)。しかし、「身体が一番ですし、5月中になんとか仕事のメドをつけて、6月に入ったら入院臨戦態勢で臨みましょう」との有りがたいお言葉。普段から仕事をきちんと片づけておいて良かった…。


 しかし、いつ入院するか分からないって、色々と予定を立てづらいよなぁ。6月頭の(わたるくんが事務局長をしている)「スマイルなかの福祉まつり」に行けるのだろうか…。ま、今月のうちから、週末は入院準備をしたり、気になっている美術館の展示を観に行ったり、入院したら会えなくなってしまう人に会うなど、自分を中心に予定を組み立てよう。

アウトレイジ(OUTRAGE)

 これも気になる映画です。エンターテインメントという感じのものではないので、できれば東京国際L&G映画祭で観てみたいなぁ、なんて。


同性愛者の議員がゲイの権利反対に1票投じる矛盾行為と偽善

 [シネマトゥデイ映画ニュース] 同性愛者の政治家の矛盾と苦悩を描き、物議を醸しているドキュメンタリー映画『アウトレイジ』(原題)について、カービー・ディック監督に話を聞いた。“クロゼット議員”とは、アメリカ議会にいる、同性愛者であることを隠す議員のことを総称してそう呼ぶ。その“ クロゼット議員”が同性愛者の権利(結婚や養子縁組など)に反対票を投じる矛盾行為と、政界の偽善を追求したドキュメンタリーだ。本作では“クロゼット議員”の同性愛経歴を赤裸々に暴いていることでも話題となっている。

 “クロゼット議員”がだれだかを世間に公表することで、当事者のプライバシー侵害については考えなかったのだろうか? 「まずこの映画は、はっきりと暴露することに関しての境界線を引いているつもりだ。言及しなければいけないのは、この映画が、ゲイの政治家を描いたものではなく、同性愛者の権利に反対の投票をし続ける“クロゼット議員”たちの偽善行為を描いたものだからね。暴露すること自体に議論が集中し、肝心の重要な問題が不透明になる可能性はあると思う。しかし、この“クロゼット議員”たちが、議会でもたらす心理的な抑圧を理解しなければならないんだ」と主張するカービー監督。

 “クロゼット議員”の中には、現フロリダ州知事チャーリー・クリストや前ニューヨーク市長エド・コッチらが含まれている。「彼らからの抗議は今のところはない。彼らは、非常に理知的な政治家で、あの地位にいることができたのも、その問題を完全に無視してきたからなんだ。映画が正式に公開されてからはリアクションがあるかもしれないけど」と述べた。劇中では、選挙戦の際に、別の候補者から“クロゼット議員”であることを暴露されてもいる。また、実際に彼らと交流していた同性愛者からの話も聞き出している。

 元ニュージャージー州知事ジム・マッグリービーは、同性愛者であることをカミングアウトし、自ら議員を辞職している。「彼が公共のメディアを通してカミングアウトしたことは社会にとって大きな進展だと思うよ。アリゾナ州下院議員のジム・コルベなんかは、“クロゼット議員”であることを暴露すること自体に反対だったが、自らカミングアウトして前進することができたんだ」と今後の変化を期待しているようだった。だが、元アメリカ副大統領ディック・チェイニーの次女メアリーは、同性愛者であることをカミングアウトしており、立場的にも影響力のある人物にもかかわらず、目立った活動をしていないと嘆いていた。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

スプリング・フィーバー

 ↓の映画、日本では公開になるのかなぁ。ぜひ観てみたいです。監督の「ホモセクシャルであろうが、普通のラブストーリーと何ら変わらない。同性愛という部分は、この映画の一部でしかない。映画全体を見てほしい」という発言は、わりとありきたりの口上で、あんまり好きではありませんが(毒)。


男同士の激しい濡れ場あり!中国政府の検閲を受けない問題作!


 [シネマトゥデイ映画ニュース] 中国当局の検閲を受けずに第62回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品した、中国のロウ・イエ監督『スプリング・フィーバー』の記者会見が現地時間14日に行われた。

 ロウ監督は仲村トオルが出演した『パープル・バタフライ』『天安門、恋人たち』に続く、3度目のカンヌ。しかし前作の『天安門~』が、中国ではデリケートな問題である天安門事件を舞台にしただけでなく、アンダーヘアも写した大胆なベッドシーンに挑戦したこともあり、検閲を得ないまま参加。そのため、5年間の映画製作禁止令を言い渡されている。
 
 その禁を破って製作した本作も、中国では異例の同性愛がテーマ。妻の依頼で夫の素行調査をした青年が見たのは、恋人である男性と仲睦まじく歩く姿。しかし青年も、二人を追ううちに、男性に心が揺れていくという展開だ。劇中には、男性同士の激しい濡れ場もあり、またもや問題となることは必至である。
 
 カンヌ後の中国政府の反応を杞憂する記者たちの質問に対し、ロウ監督は「カンヌ後、自分がどうなるのかは分からない。私は映画監督なので、映画を作るのみ。例え、何か起こったとしても、私は恐れません。なぜなら私は未来を信じているからです。一つ、のぞむとすれば、中国の若い映画監督たちが、自由に映画を作れる環境になって欲しいと思います」と、毅然とした態度で答えた。

 また、同性愛を描いたことにも質問が集中したが、ロウ監督は「ホモセクシャルであろうが、普通のラブストーリーと何ら変わらない。同性愛という部分は、この映画の一部でしかない。映画全体を見てほしい」と訴えていた。(取材・文:中山治美)


COURRiER Japon

 今年1月に入院していた際、時間だけはたっぷりあるものだから、プレゼントとして頂いた分も含めて本や雑誌をたくさん読んでいました。

 その中で、世界各国の新聞・雑誌に掲載されている興味深い記事を日本語訳して取り上げている雑誌「COURRiER Japon」がお気に入りでした。入院中に自分が読んだ号はインド特集だったのですが、この雑誌の趣旨の通り、現地の新聞・雑誌に掲載されたリアルな記事(日本以上の格差社会について、結婚相手を探すサイトについて、青少年層の自殺増加についてなど)が非常に読みごたえがありました。異国に住む一人として抱きがちなイメージを一旦取っ払うと、インドにも日本に似た問題がたくさんあるんだなぁという新たな発見がありました。



 そんな「COURRiER Japon」の発売中の最新号(2009年6月号)の記事で、数年前までアメリカ サンフランシスコで暮らし、今はスペインはバルセロナに移住した40代と50 代のゲイカップルが、養子である5歳の娘と生活する様子が取り上げられています。記事名は「パパとダディと一人娘」。8ページにわたる記事で使用されている写真は、写真家・Mattia Insolera氏の撮影でワールド・フォト・プレス2009を受賞した作品なのだそうです。

 2004年初頭、サンフランシスコ市長が同性間の婚姻を許可することになったのにあわせて、このゲイカップルも結婚。しかし、その年の夏にはカリフォルニア州の最高裁が市長の決定を無効と判断し、同性間の婚姻も無効化されます。さらにその3ヶ月後に(当時の)ブッシュ大統領が再選されたのに失望して、二人(と養子縁組している娘)は最終的にバルセロナに移住します。

 バルセロナに移住してからの子育て、周囲との関係性など、あくまで淡々とした筆致で記事は展開されていて、好感が持てました。興味や関心のある方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか。



 さて、自分が入院時に「COURRiER Japon」で読んだインド特集なのですが、南アジア地域研究が専門の北大公共政策大学院 中島岳志准教授が責任編集でした。現在発売中の号でも中島准教授責任編集のインド映画界特集が掲載されています。中島准教授は最近、「保守」や「ナショナリズム」についても積極的に発言されている論客です。

 実は中島准教授、私と同じ年(1975年)生まれなんですが、そのことを中島准教授の同僚でもある山口二郎教授に話したところ、山口教授曰く「おぉ、そうか。ということは、貴方も(中島准教授と同様に)ロスジェネなんですね?」。いや、確かに世代的にはそうかもしれないが、「ロスジェネ」って言葉、最近は一時期よりも聞かなくなったのでちょっと新鮮でした(笑)。

事業を運営するということ

 NPOにおける「NP=非営利」とは、団体の構成員に収益を分配せず、主たる事業活動に充てることを意味し、収益を上げること(つまり金を稼ぐこと)を制限するものではない。ボランティアは「自発的な」という意味ではあるけれど、なにか職掌を任されているのであればやはり無責任は良くない。さらに携わる活動が事業性を帯びる場合、「自分の善意や自発性」と「活動や事業の目的」に折り合いをつけなければならない時もあるだろう。

 …というはずなのに、「NPO活動で金を稼ぐのはけしからん」「ボランティアなのに、なぜ他人からの指示を受けなければいけないのか?」「自分が善意でやっていることなのに、なぜ受け入れてもらえないのか?」といったクレームを受けたこと、あなたはありませんか?



 ある友人とも話していたのですが、市民活動であったり左派というのはリベラルや民主主義、そして平等をテーゼとするので、こういうクレームにもできるだけ誠実に対応しようとしがち。だけど、(金を稼ぐ/稼がないにかかわらず)外部を巻き込む事業を行なうということは、交渉や信用確保という点で組織化であったり指揮系統がある程度避けられないし、素早い意思決定を行わなければならない場合もあると、経験則上思うわけです。

 小~中規模な自助グループであったり、身内によるお楽しみイベント(*)の運営であれば、「組織化」は大げさすぎるかもし、「自分たちが楽しむため、仲間をつくるためのものです」と言うことも可能かもしれません。しかし、繰り返しになりますが、事業を行なうということは、組織化や指揮系統が往々にして伴うものだし、時には個人の意には沿わないことだってあります。

*「小~中規模な自助グループであったり、身内によるお楽しみイベント」が事業よりも劣位だとか、悪いという意味ではもちろんありません。一応、念のため。




 パートナー氏ともよく話すのですが、市民活動団体であったり、NPO法人という形態を取るから「ボランティア」をめぐる思い込みが生じるわけで、いっそ株式会社化してしまった方が事業運営には良いのではないか?と最近本気で思っています。ま、いきなり株式会社を立ち上げるのは無理でも、「事業」を運営する際に「ボランティアをめぐる従来の勘違い(と敢えて書く)」が時に桎梏になるということは、誰かが言わなければならないと思います。

 …90年代後半、NPOの勃興期を目の当たりにし、NPO法立法過程をちょっと調べたことのある身として、こういうことを言うのはちょっと寂しいんですけどね。もちろんNPO法人というシステム自体が悪いということではないので、その可能性を完全に捨てることはしたくないなと思っています。が、その上で、今後動き出すとしたら新しい方法論や形態でチャレンジしたいなという気持ちが強いです。色々と方法論やアプローチがあるほうが、選択の幅も広がるし、楽しいと思うんですよね。




 自分が昨年のちょうど今頃の時期、(その後、今年1月の入院のきっかけとなる)健康問題で東京プライド理事を辞め、活動半隠居状態に入りました。それ以降、一時は活動自体辞めちゃおうかなぁと思っていたのですが、今回のエントリーで書いた組織論や基本的なスタンスが、一緒に活動していたはずの仲間や、応援してくださっていたはずの知人からも理解されない絶望感に端を発していた部分が大きいんですよね。ま、振り返ると、他人同士、理解するなんてそうそう簡単なことではないんですけどね。そもそもこういうエントリーを今書いているということは、かなり「平気のへっちゃら」になりつつあるわけですが。

 そろそろ再入院・手術に向けて検査や日程調整に入る私。そんなに大げさな手術ではないと思うので、もし成功して体力的に回復したら、悪役を引き受けてでも、今回のエントリーで書いたことを主張したいと思っています(ゲイ・コミュニティの「悪役商会」でもつくろうかしら(笑))。もし手術後の結果が芳しくなければ・・・、そうだなぁ、赤杉の遺言だと思って、誰かに問題意識を引き継いでいただけると嬉しいな。

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プロフィール

赤杉康伸

Author:赤杉康伸
赤杉康伸(通称:NOV)

1975年5月、札幌市生まれ。2001年3月下旬から東京在住。2001年3月、北海道大学大学院 法学研究科修士課程(専修、公共政策コース)を修了。

札幌・東京における性的マイノリティ中心のパレード運営に参画。その間、2004年7月には、共編著で「同性パートナー -同性婚・DP法を知るために-」(社会批評社)を出版。

現在、東京メトロポリタン ゲイフォーラム 共同代表。NPO法人 共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク 理事。特別配偶者法全国ネットワーク メンバー。

当面は、近況報告や政治関連の記事をアップ予定です。「複雑な現実に向き合いながら折り合いをつけ、相手に『敵方』のレッテル貼りをせず、まずは対話を重視する政治」「多様な人々の、多様な利害を調整する政治」がモットー。

Twitterはこちら。メールはy.akasugi@gmail.com まで

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