NOV'S BLOG

LGBTやSOGI(性的指向・性自認)に関する政治動向・理論や活動などについて、主に綴っているブログです。

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【緊急のお願い】終末期医療のガイドラインに関するパブリックコメント

皆様



2007年が始まりました。

昨年9月に祖母を亡くし喪中のため、

祝賀のご挨拶は申し上げられないのですが、

今年も何卒宜しくお願い申し上げます。



さて、年明け早々心苦しいのですが、

9日後に迫った厚生労働省の検討会に

関連して緊急のお願いがあり、

エントリーをアップします。



 終末期医療(ターミナル・ケア)の場面における

同性パートナーが、無情且つ過酷な現状に

さらされることは、昨年春の「Rainbow Talk 2006」でも

事例が報告されました。





 特に、突然の病気や不慮の事故に倒れた当事者が

自分で意思表明を行えなくなる場合、残された同性

パートナーではなく、普段は交流が全く無い(法律上の)

家族・親戚・肉親が介入するため、同性パートナーが

面会すらできないケースが多数存在します。





 また、同性パートナーが公正証書を仮に作成して

いたとしても、医療関係者や家族がその内容を

尊重しない場合は実効性を持たないという

厳しい現実もあります。





 しかし、この「(法律上の)家族重視」は法的な規定が

あるわけではなく、医療や福祉現場での「慣行」として

実はそうなっていただけです。





 昨今の自己決定論などの高まりもあり、

この終末期医療のあり方について

1月11日に厚生労働省で第1回目の検討会が開催されます。





以下、情報転載(若干補足あり)





厚生労働省医政局

「第1回終末期医療の決定プロセスの

あり方に関する検討会の開催について」



平成19年1月11日(木)10:00~

東京都千代田区霞が関1-2-2

厚生労働省 専用第18・1920会議室 (17階)





詳しくはこちら



傍聴の申し込みもこちらです。





 傍聴に行けるなら是非行けたら良いと思いますが、

平日だし、年始だし、たぶんなかなかに厳しいと思います。



 それであれば、この検討会に合わせ、パブリックコメントを

送るのはどうでしょう。 パブリックコメントは、今年度末

(2007年3月31日)まで受け付けるようですが、ここで一発、

検討会の前に送っておくといいんじゃないかと。





パブコメ募集のホームページ



たたき台本文(A4、2ページ)



 叩き台の中身としては事前指示書のような内容が

盛り込まれていて、その点は評価できるのですが、

医療者主導であり、かつ意思決定が「家族」に行って

しまうリスクもないでもないような感じです。あやういです。





 自分で医療内容の希望が表明できなくなった時には、

家族ではなく、本人が指名する代理人(たとえば

自分のパートナー)が代理行為をすると、そのように

ガイドラインで明言される必要があると思います。





 国のガイドラインは法律ではないですが、それと

近い拘束力がありますので、きわめて重要です。





 ちなみにですが、最近話題の任意後見制度では、

この問題はクリアできません。任意後見は財産権の

問題でして、医療における代行権については

範疇外なのです。





内容についての転送大歓迎です。

是非この情報を広めてください。



----------------



転載以上。





 もし可能な方がいらっしゃれば検討会の傍聴を、

難しい場合は是非、上記たたき台へのパブリック

コメント、宜しくお願いします。



 「パブリックコメント」と言うと難しく聞こえますが、

上記でもあるように



「自分で医療内容の希望が表明できなくなった時には、

家族ではなく、本人が指名する代理人(婚姻外関係であっても

実生活などを共にする自分のパートナー) が代理行為をする」、

とガイドラインで明記してください。



で十分OKです。

(自分の経験談などつけられる方がいらっしゃれば、尚良し)





 先日、ゲイ雑誌「バディ」さんの

DP関連インタビュー記事(現在発売号で掲載)でも

このガイドラインについて触れる機会があったのですが、

こういった機会に声を上げたり、情報を共有することは、

本当にとてもとても大切です。



 もちろん、私自身もパブコメを送り、この後すぐ、

この件につき担当しているAll About Japan 用の

記事を書きます。





 専門家や行政に対して、当事者である自分の声を

届けるチャンス、是非活かしましょう。また、当事者間で

この情報を是非共有しましょう。他のMLや、ブログ、

ミクシィ日記、HPなどへの転載等も歓迎です。





お手数をお掛けいたしますが、

何卒宜しくお願い申し上げます。

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プロフィール

赤杉康伸

Author:赤杉康伸
赤杉康伸(通称:NOV)

1975年5月、札幌市生まれ。2001年3月下旬から東京在住。2001年3月、北海道大学大学院 法学研究科修士課程(専修、公共政策コース)を修了。

札幌・東京における性的マイノリティ中心のパレード運営に参画。その間、2004年7月には、共編著で「同性パートナー -同性婚・DP法を知るために-」(社会批評社)を出版。

現在、東京メトロポリタン ゲイフォーラム 共同代表。NPO法人 共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク 理事。特別配偶者法全国ネットワーク メンバー。

当面は、近況報告や政治関連の記事をアップ予定です。「複雑な現実に向き合いながら折り合いをつけ、相手に『敵方』のレッテル貼りをせず、まずは対話を重視する政治」「多様な人々の、多様な利害を調整する政治」がモットー。

Twitterはこちら。メールはy.akasugi@gmail.com まで

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