NOV'S BLOG

LGBTやSOGI(性的指向・性自認)に関する政治動向・理論や活動などについて、主に綴っているブログです。

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再開に当たって所信表明

 昨日 10月1日、AAJ連載「女スパイ赤杉康伸の口紅政治情報」の最新号が3ヶ月ぶりにアップされました。今回は都城市条例の内容「後退」について書きました。



>性的少数者の人権、そしてジェンダーの自由は?

> ~都城市条例の“後退”に際して~ 






 都城市条例については、今回、「性的指向」の削除について主に注目が集まりました。が、実は、ジェンダーの自由、リプロダクティブ・ライツの面で重要な、且つ、大きな後退が同時に見られたのでした(詳しくは、AAJ記事をご参照あれ)。「ジェンダーの自由」の後退は主にトランスジェンダーやインターセックスにとって、そして「リプロダクティブ・ライツ」の後退は女性にとって大きな影響を及ぼします。もちろん、同性愛者・両性愛者にとっても、回りまわって影響が出てくるでしょう。



 つまり、今回の条例内容の後退は、多様なセクシュアリティ、そしてジェンダーを望むすべての人間にとって脅威になると思います。私が先日の東京新聞記事での電話取材で「多様な価値観、ライフスタイルをバッシングする動き」と申し上げた真の意図は、実はここです。



 だからこそ、私は思う。「この問題、全ての人にとって他人事ではないと気づいてもらえるようにすることが、AAJ書き手としての私の任務だ」と。L&Gのアクティブなブロガーさん達は、今回どうしても「性的指向」削除問題にフォーカスを当てがちだったように思います(もちろん、この手の問題を取り上げるブロガーさんが増えたこと自体は、大きな進歩だと思っていますよ)。





 で、ジェンダーの自由やリプロダクティブ・ライツに言及しているブロガーさんは、ほとんどいなかった…。が、性的少数者ではない方々も含めて、多様なセクシュアリティの読者がいるAAJ同性愛で、性的指向の問題「だけ」に焦点を絞るのはあまり意味がないと、私自身思っています。そして、これからもAAJで書くときは、「一見、性的少数者だけの問題に見えるトピックも、全ての人にとって関係あることなんだ」というスタンスであり続けたいです。政治や社会を変えるには、LGBTIが立ち上がる「だけ」ではなく、市民社会全体を喚起していく戦略をとっていくことも大事だと私は思っています。



 以上、3ヶ月ぶりにAAJ連載を再開するに当たっての私の「所信表明」ということで。

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プロフィール

赤杉康伸

Author:赤杉康伸
赤杉康伸(通称:NOV)

1975年5月、札幌市生まれ。2001年3月下旬から東京在住。2001年3月、北海道大学大学院 法学研究科修士課程(専修、公共政策コース)を修了。

札幌・東京における性的マイノリティ中心のパレード運営に参画。その間、2004年7月には、共編著で「同性パートナー -同性婚・DP法を知るために-」(社会批評社)を出版。

現在、東京メトロポリタン ゲイフォーラム 共同代表。NPO法人 共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク 理事。特別配偶者法全国ネットワーク メンバー。

当面は、近況報告や政治関連の記事をアップ予定です。「複雑な現実に向き合いながら折り合いをつけ、相手に『敵方』のレッテル貼りをせず、まずは対話を重視する政治」「多様な人々の、多様な利害を調整する政治」がモットー。

Twitterはこちら。メールはy.akasugi@gmail.com まで

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