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LGBTやSOGI(性的指向・性自認)に関する政治動向・理論や活動などについて、主に綴っているブログです。

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「ジェンダー」という言葉は使用禁止へ - 香川県議会で意見書可決

去る12月16日、香川県議会で、

県が策定中のかがわ男女共同参画プランの後期計画に、

「ジェンダー」という用語を使用しないことなどを求める

「真の男女共同参画社会の実現を求める決議」案が

可決されました(自民党などの賛成により)。



バックラッシュ派の活動が活発化しているようです。



以下、決議案全文



真の男女共同参画社会の実現を求める決議



 男女共同参画社会の形成を推進するため、国においては男女共同参画基本計画を、本県においても、「かがわ男女共同参画プラン」を策定して各種の施策を展開しているところである。





 もとより男女共同参画の推進は、少子高齢化の進展や我が国の社会経済情勢の急速な変化に対応していく上で取り組むべき課題であることは言うまでもないが、それは、本来生物学的な要因が大きい男らしさ・女らしさ、あるいは伝統や文化などを否定するものであってはならない。





 しかしながら、主として他の都道府県の一部の教育現場などにおいては、男女共同参画に名を借りて、男女の区別や役割を機械的・画一的に解消・排除しようとする取り組みがあり、このことが、長年培われてきた良識的な価値観や我が国の良き伝統文化の破壊につながりかねないおそれすらある。





 よって、本県議会は、「かがわ男女共同参画プラン(後期計画)」の策定に当たって、真の男女共同参画社会の実現に向けた施策が進められるよう、次の事項に留意することを強く求めるものである。







1  専門家の間でさえ合意形成がされておらず、誤解や混乱の元凶である「ジェンダー」、「社会的、文化的に形成された性別」といった用語を使用しないこと。



2  男女の区別を差別と誤って批判することがないよう、特に広報活動において留意すること。



3  性差を否定する教育を行わないこと。また、思春期の青少年の教育に当たっては、性別に配慮すること。



4  いかなる性別役割分担の形式であっても、それが主体的選択に基づくものである限り否定しないこと。また、特定の性別役割分担を強制しないこと。



5  数値目標を立てて男女の比率を同じにする取り組みは、その方法が適切かどうか、また、性急な目標を立てることによる弊害や混乱が起こらないよう慎 重に判断すること。



6  性情報は精神的、道徳的発達段階に即して提供されるべきであり、心と体のバランスを欠いた性教育に偏ってはならないこと。





以上、決議する。



平成17年12月16日

香 川 県 議 会



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赤杉康伸

Author:赤杉康伸
赤杉康伸(通称:NOV)

1975年5月、札幌市生まれ。2001年3月下旬から東京在住。2001年3月、北海道大学大学院 法学研究科修士課程(専修、公共政策コース)を修了。

札幌・東京における性的マイノリティ中心のパレード運営に参画。その間、2004年7月には、共編著で「同性パートナー -同性婚・DP法を知るために-」(社会批評社)を出版。

現在、東京メトロポリタン ゲイフォーラム 共同代表。NPO法人 共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク 理事。特別配偶者法全国ネットワーク メンバー。

当面は、近況報告や政治関連の記事をアップ予定です。「複雑な現実に向き合いながら折り合いをつけ、相手に『敵方』のレッテル貼りをせず、まずは対話を重視する政治」「多様な人々の、多様な利害を調整する政治」がモットー。

Twitterはこちら。メールはy.akasugi@gmail.com まで

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