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LGBTやSOGI(性的指向・性自認)に関する政治動向・理論や活動などについて、主に綴っているブログです。

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七尾養護学校の東京高裁判決

 パートナー氏が障がい児教育に携わり、かつて養護学校の教員をしていたこともあって、関心を寄せていた都立七生養護学校での性教育をめぐる訴訟。第二審である東京高裁での判決が4月9日に下されたようです。

 

都立七生養護学校の不適切性教育訴訟:元校長懲戒処分取り消し、都の控訴棄却 /東京
 (毎日新聞都内版、2009年4月10日)

 ◇「裁量権乱用で違法」--高裁判決

 都立七生(ななお)養護学校(日野市、現七生特別支援学校)の金崎満・元校長(61)が、都教委から受けた停職1カ月の懲戒処分と教諭への降格処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は9日、請求を認めた1審・東京地裁判決(08年2月)を支持し、都の控訴を棄却した。大谷禎男裁判長は「処分は裁量権の乱用で違法」と指摘した。

 金崎元校長は異動後の03年9月、「適切な学級編制をせず、不正な教員配置を受けた」などとして処分されたが、高裁は1審と同様に「不適正な学級編制をした事実は認められない」と認定した。

 七生養護学校は、性器の名称が入った歌を用いるなどの性教育が03年7月の都議会で問題視され、都教委が調査していた。金崎元校長は「性教育を問題にしながら、別件を理由にした不当な処分」と主張したが、この点について高裁は1審に続き判断しなかった。

 判決後に会見した金崎元校長は「自分の行ってきた教育の正しさが認められうれしい。都は上告せず、判決に従ってほしい」と話した。【伊藤一郎】

 ◇大原正行・都教育長の話

 大変遺憾。判決内容を確認し今後の対応を検討したい。




 養護学校で知的障がい児を受け持っていた経験のあるパートナー氏に、地裁判決の時点で話を聞いたところ、「知的障がいがある場合でも、身体機能は発育していくので、望まない妊娠や性的暴力などから児童・生徒の身を守ることがとても大切。そのためにも、人形を使ったり歌を歌ったりということで児童・生徒への理解を図ることも必要なのではないか」と教えてくれました。

 このあと、東京都が上告を断念するのか、引き続き裁判が継続するのか、注視していきたいなぁと個人的に思っています。

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赤杉康伸

Author:赤杉康伸
赤杉康伸(通称:NOV)

1975年5月、札幌市生まれ。2001年3月下旬から東京在住。2001年3月、北海道大学大学院 法学研究科修士課程(専修、公共政策コース)を修了。

札幌・東京における性的マイノリティ中心のパレード運営に参画。その間、2004年7月には、共編著で「同性パートナー -同性婚・DP法を知るために-」(社会批評社)を出版。

現在、東京メトロポリタン ゲイフォーラム 共同代表。NPO法人 共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク 理事。特別配偶者法全国ネットワーク メンバー。

当面は、近況報告や政治関連の記事をアップ予定です。「複雑な現実に向き合いながら折り合いをつけ、相手に『敵方』のレッテル貼りをせず、まずは対話を重視する政治」「多様な人々の、多様な利害を調整する政治」がモットー。

Twitterはこちら。メールはy.akasugi@gmail.com まで

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