NOV'S BLOG

LGBTやSOGI(性的指向・性自認)に関する政治動向・理論や活動などについて、主に綴っているブログです。

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COURRiER Japon

 今年1月に入院していた際、時間だけはたっぷりあるものだから、プレゼントとして頂いた分も含めて本や雑誌をたくさん読んでいました。

 その中で、世界各国の新聞・雑誌に掲載されている興味深い記事を日本語訳して取り上げている雑誌「COURRiER Japon」がお気に入りでした。入院中に自分が読んだ号はインド特集だったのですが、この雑誌の趣旨の通り、現地の新聞・雑誌に掲載されたリアルな記事(日本以上の格差社会について、結婚相手を探すサイトについて、青少年層の自殺増加についてなど)が非常に読みごたえがありました。異国に住む一人として抱きがちなイメージを一旦取っ払うと、インドにも日本に似た問題がたくさんあるんだなぁという新たな発見がありました。



 そんな「COURRiER Japon」の発売中の最新号(2009年6月号)の記事で、数年前までアメリカ サンフランシスコで暮らし、今はスペインはバルセロナに移住した40代と50 代のゲイカップルが、養子である5歳の娘と生活する様子が取り上げられています。記事名は「パパとダディと一人娘」。8ページにわたる記事で使用されている写真は、写真家・Mattia Insolera氏の撮影でワールド・フォト・プレス2009を受賞した作品なのだそうです。

 2004年初頭、サンフランシスコ市長が同性間の婚姻を許可することになったのにあわせて、このゲイカップルも結婚。しかし、その年の夏にはカリフォルニア州の最高裁が市長の決定を無効と判断し、同性間の婚姻も無効化されます。さらにその3ヶ月後に(当時の)ブッシュ大統領が再選されたのに失望して、二人(と養子縁組している娘)は最終的にバルセロナに移住します。

 バルセロナに移住してからの子育て、周囲との関係性など、あくまで淡々とした筆致で記事は展開されていて、好感が持てました。興味や関心のある方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか。



 さて、自分が入院時に「COURRiER Japon」で読んだインド特集なのですが、南アジア地域研究が専門の北大公共政策大学院 中島岳志准教授が責任編集でした。現在発売中の号でも中島准教授責任編集のインド映画界特集が掲載されています。中島准教授は最近、「保守」や「ナショナリズム」についても積極的に発言されている論客です。

 実は中島准教授、私と同じ年(1975年)生まれなんですが、そのことを中島准教授の同僚でもある山口二郎教授に話したところ、山口教授曰く「おぉ、そうか。ということは、貴方も(中島准教授と同様に)ロスジェネなんですね?」。いや、確かに世代的にはそうかもしれないが、「ロスジェネ」って言葉、最近は一時期よりも聞かなくなったのでちょっと新鮮でした(笑)。

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プロフィール

赤杉康伸

Author:赤杉康伸
赤杉康伸(通称:NOV)

1975年5月、札幌市生まれ。2001年3月下旬から東京在住。2001年3月、北海道大学大学院 法学研究科修士課程(専修、公共政策コース)を修了。

札幌・東京における性的マイノリティ中心のパレード運営に参画。その間、2004年7月には、共編著で「同性パートナー -同性婚・DP法を知るために-」(社会批評社)を出版。

現在、東京メトロポリタン ゲイフォーラム 共同代表。NPO法人 共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク 理事。特別配偶者法全国ネットワーク メンバー。

当面は、近況報告や政治関連の記事をアップ予定です。「複雑な現実に向き合いながら折り合いをつけ、相手に『敵方』のレッテル貼りをせず、まずは対話を重視する政治」「多様な人々の、多様な利害を調整する政治」がモットー。

Twitterはこちら。メールはy.akasugi@gmail.com まで

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