NOV'S BLOG

LGBTやSOGI(性的指向・性自認)に関する政治動向・理論や活動などについて、主に綴っているブログです。

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すぐ燃えつきる イカロスの翼に乗ったと

 今日の明け方、ユーミンの「Hello, my friend」を何の気なしに聴いていたら、ふと「あ、15年前の明日(1994年8月28日)、父方の祖父が亡くなったんだ」と思い出した。さっき実家の母と電話で話した時も、その当時の思い出話になった。


 15年前の夏は異様な暑さで、札幌でも最高気温36度という驚異的な記録をたたき出した夏だった。19歳の僕は浪人生で、強烈な暑さの中、受験勉強ではなく早く政治学の勉強がしたくて、もどかしくてたまらなかった。そんな夏の終わりに、79歳の祖父は函館の病院で亡くなった。病を得た道産子の祖父にとって、例年以上の酷暑は身に堪えたことだろう。


 「Hello, my friend」は、15年前である1994年7月クールのフジテレビ月9ドラマ「君といた夏」の主題歌であり、大げさでなく大ヒットしていた(94年オリコンの年間シングルチャート6位、当然ミリオンヒット)。だから、「『Hello, my friend』を聴いて15年前の夏に脳内タイムスリップする」→「同時期に起きた祖父の死を思い出す」というのは、わりと自然な行為だ(と思う)。


 だけど。より鎮魂歌に相応しいのは、カップリングの「Good-bye friend」だと思う。だってこんな由来があるんだもの↓。






 コアなユーミンファン以外の人は、こんな経緯知らなかったでしょ?単なるカップリング曲/ドラマ挿入歌だと世間では認識されてるに違いないけど、ユーミンが個人的に伝えたかったメッセージは、実は「Good-bye friend」の方にこそ籠められていると僕は思っています。だから鎮魂のために「Good-bye friend」を聴くのです。


 「Good-bye friend」の中で

----------------------------

君はとっくに知っていたよね
すぐ燃えつきるイカロスの翼に乗ったと

-----------------------------

 という歌詞があります。この2行だけで、時間の不可逆性や命の短さ(や、それを覚悟して生きるというアティチュード)が十全に表現されていて、ユーミンの全ての歌詞の中でもベスト3に入るくらい個人的には好き。


 今夜はちょっと鎮魂モードで静かに過ごしたいと思います。

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プロフィール

赤杉康伸

Author:赤杉康伸
赤杉康伸(通称:NOV)

1975年5月、札幌市生まれ。2001年3月下旬から東京在住。2001年3月、北海道大学大学院 法学研究科修士課程(専修、公共政策コース)を修了。

札幌・東京における性的マイノリティ中心のパレード運営に参画。その間、2004年7月には、共編著で「同性パートナー -同性婚・DP法を知るために-」(社会批評社)を出版。

現在、東京メトロポリタン ゲイフォーラム 共同代表。NPO法人 共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク 理事。特別配偶者法全国ネットワーク メンバー。

当面は、近況報告や政治関連の記事をアップ予定です。「複雑な現実に向き合いながら折り合いをつけ、相手に『敵方』のレッテル貼りをせず、まずは対話を重視する政治」「多様な人々の、多様な利害を調整する政治」がモットー。

Twitterはこちら。メールはy.akasugi@gmail.com まで

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