NOV'S BLOG

LGBTやSOGI(性的指向・性自認)に関する政治動向・理論や活動などについて、主に綴っているブログです。

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2009年総選挙についての感想

 遅ればせながら2009年総選挙について書こうと思ったのですが、おおよそのことは2005年総選挙(いわゆる郵政解散に伴う総選挙)に伴って書いたいくつかのエントリーに書きつくされているので、まずはそのエントリーをご紹介。

「日本党」、もしくは町内会論


小選挙区制は「悪」か?


刺客戦法は冷酷か?


 ま、自分で言うのもあれですが、4年前にしてはなかなか良いところを突いてると思います。基本的な見解はほぼ変わりありません。


 それを踏まえて何か書くとすれば、いくら小選挙区制がメインの選挙制度といっても2005年と今回、スイングが大きすぎるような気がします。小選挙区制がメインの選挙制度を取っている国でも例えばアメリカやイギリスは、二大政党のいずれもが盤石な支持地区を一定数持っており(各々が、全体の3分の1ずつくらいかな)、そこを確実に押さえた上で残りの3分の1の選挙区を争うという構図です。

 が、2005年と2009年、日本の総選挙では勝者連合の議席数が300を超えました。特に今回は比例でも民主党が相当数を占めたということで、確かにその時々の民意の反映ではあるんでしょうけど、「ここだけは大丈夫」という地盤が自民党も民主党も少ないのかなと思います。

 ここ数回の国政選挙の結果から見ると、自民党は北陸・山陰・四国・九州、民主党は北海道・岩手・愛知・新潟あたりが各々の地盤なんでしょうが、「二大政党制」もしくは「穏健な多党制」を志向するならば、各々の勢力がもう少し地盤を持っているのが望ましいのかなと思います。じゃないと、日本では常に『圧倒的巨大な与党とその他少数』しか有り得なくなるのではないかなと思います。

 あと、ゲイないしはLGBT関連でひとこと言うとすれば、何かの立法を目指したりロビイング活動を行うのであれば、これからは政権交代の可能性が常にあることを前提にし、どの党や勢力とも「等距離外交」を図っていかなければならないのではないかなと思います。「反権力の観点から左派勢力だけと繋がりを持つ」のでもなく、「その時々の与党とべったり」でもなく、等距離外交というか各党とのチャネルやルート確保が大切。

 その上で「この制度については○○党が政権に就いているうちに、内閣提案立法として実現させたい」「あの制度については、政権党がどこかに関わらず、超党派的な議員立法として通したい」といった冷静な判断・切り分けが必要になってくるのだと思います。

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プロフィール

赤杉康伸

Author:赤杉康伸
赤杉康伸(通称:NOV)

1975年5月、札幌市生まれ。2001年3月下旬から東京在住。2001年3月、北海道大学大学院 法学研究科修士課程(専修、公共政策コース)を修了。

札幌・東京における性的マイノリティ中心のパレード運営に参画。その間、2004年7月には、共編著で「同性パートナー -同性婚・DP法を知るために-」(社会批評社)を出版。

現在、東京メトロポリタン ゲイフォーラム 共同代表。NPO法人 共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク 理事。特別配偶者法全国ネットワーク メンバー。

当面は、近況報告や政治関連の記事をアップ予定です。「複雑な現実に向き合いながら折り合いをつけ、相手に『敵方』のレッテル貼りをせず、まずは対話を重視する政治」「多様な人々の、多様な利害を調整する政治」がモットー。

Twitterはこちら。メールはy.akasugi@gmail.com まで

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