NOV'S BLOG

LGBTやSOGI(性的指向・性自認)に関する政治動向・理論や活動などについて、主に綴っているブログです。

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今年前半中に胆嚢を摘出します

 自分が入院治療した総胆管結石症、そしてこれから踏み切ることになるであろう胆嚢摘出についてちょっくら説明。専門用語も出てくるけど、ちょっと我慢してね。





参考サイト

http://www.onaka-kenko.com/various-illnesses/biliary-tract/biliary-tract_02.html





 自分が今回治療した総胆管結石症とは、胆嚢から十二指腸へ胆汁が流れていく総胆管に胆石がある場合をいいます。





 肝臓では毎日約1リットル以上の胆汁がつくられて十二指腸内へ排泄されています。胆汁の内容は、ほとんどが老廃物ですが、これが胆道という1本の管を通って肝臓から十二指腸へ流れる仕組みになっています。



 胆嚢は、独立したフクロのようなものですが、肝臓に接していています。油ものを食べると、胆嚢は収縮し、消化酵素を含む胆汁を排泄します。胆嚢から胆嚢管という管が出て、胆道に接続されています。この胆道のうち、肝内にある部分を肝内肝管、肝から胆嚢管の接続部までを総肝管、接続部から十二指腸に至る胆道部分を総胆管と呼んでいます。



 今回、総胆管の出口が胆石のかけらのようなものでふさがれてしまい、その結果細菌感染が発生する危険性があり、胆汁が逆流する結果、黄疸(おうだん)も出ます(自分も入院直後の検査では黄疸の数値が非常に上がっていました)。分かりやすい症状としては、腹痛右上腹部の痛み・不快感、時に背中に響く痛み、嘔吐などです(今回はこれらすべて体験済み)。



 総胆管結石の状態を詳しく見るための検査として、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)という検査をうけました。ERCPとは、口から十二指腸
まで内視鏡(胃カメラ)入れ、その先端から膵管、胆管の中にカテーテル(細い管)を挿入し造影剤を入れて、膵管や胆管のX線写真をとる検査です。その後、
その管の片一方を鼻から外へ出して、胆汁、膵液を一時的に体外に流し出してやる内視鏡的経鼻胆道ドレナージ(ENBD)という措置を受けました。
それの模様が、前々回のエントリーでアップした胆汁パックです。




 以上のような治療を受け、総胆管結石は一応治りました。ただし、エコー検査などで判明したのですが、胆嚢の中にわりと大きな胆石が数個残っていま
す。胆嚢内部にある胆石はいじりようがなく、超音波破砕法なども1個程度の胆石には有効なものの、複数個である程度の大きさがある場合は難しいらしい。




 かといって、胆嚢内部に胆石がある限り、なにかの拍子で再び総胆管結石症が起こる可能性が高いのです。現に、散発的に発生した痛みを考えると、
胆石が原因だという自覚がないまま、この症状が過去10年間繰り返されていた可能性が高い。ということで、胆嚢ごとの摘出が視野に入ってきます。




 実はちょうど20年前(1989年)、ちょうど同じ症状で父が胆嚢摘出まで至ったのですが、手術前、母は医師から「もしかすると胆嚢癌かも」とひそかに告げられていたらしい(結果は癌ではありませんでしたが)。今回の退院時も、胆嚢にある程度大きな胆石が残っていると、将来的な胆嚢炎や癌のリス
クも否定できないという説明を受けました。自炊する時は今までも圧倒的に煮物やあっさりしたものが多かったので、これは食生活云々というより、もう体質の問題ではないかと。両親に報告した時も「遺伝かねぇ」とつぶやいていましたし。




 ということで、まずは手術まで発作が起きないように食事に細心の注意を払い、胆汁の流れを良くする薬を飲みながら、中期的なタームで仕事がひと段落した時期(5月後半ないしは6月になりそうな予感)に胆嚢摘出を行うことになりました。手術前の精密検査で最終的に決定するのですが。





 ちなみに20年前に父が胆嚢摘出したときには開腹手術を行いましたが、今は腹腔鏡下手術と言って、お腹に4つくらいの穴を開け、そこから内視鏡を入れて行う手術が主流なんだそうです。入院期間も短く、身体へのダメージも開腹手術よりは少ないんだとか。






 退院しても食事が非常に制限されてるので、入院直前から2か月近くで6キロほど痩せました。あんまりしっかり食べられないので体力も落ち気味で無理も利かないため(油断すると体力を崩しがち)、しばらくはプライベートと本職を大事にしながらマイペースで過ごしていきたいと思います。ゲイ活動も、今回のG-menさんの記事執筆的なもの以外は開店休業になります。

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プロフィール

赤杉康伸

Author:赤杉康伸
赤杉康伸(通称:NOV)

1975年5月、札幌市生まれ。2001年3月下旬から東京在住。2001年3月、北海道大学大学院 法学研究科修士課程(専修、公共政策コース)を修了。

札幌・東京における性的マイノリティ中心のパレード運営に参画。その間、2004年7月には、共編著で「同性パートナー -同性婚・DP法を知るために-」(社会批評社)を出版。

現在、東京メトロポリタン ゲイフォーラム 共同代表。NPO法人 共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク 理事。特別配偶者法全国ネットワーク メンバー。

当面は、近況報告や政治関連の記事をアップ予定です。「複雑な現実に向き合いながら折り合いをつけ、相手に『敵方』のレッテル貼りをせず、まずは対話を重視する政治」「多様な人々の、多様な利害を調整する政治」がモットー。

Twitterはこちら。メールはy.akasugi@gmail.com まで

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