NOV'S BLOG

LGBTやSOGI(性的指向・性自認)に関する政治動向・理論や活動などについて、主に綴っているブログです。

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国勢調査問題 番外編

 先程まで3本のエントリーにわたって、国勢調査における「同性カップル 誤記処理」問題について延々と書いてきました。

 その1で取り上げた上川あや世田谷区議会議員が言及なさっていたように、「こういう風になってほしいなぁ」と思うだけの「タナボタ」では政治的解決は難しい。立法府や行政府への請願権が憲法上、万人(非有権者(=外国籍の方や法人、未成年など)にも)に保障されているし、もっと身近なところではパブリックコメントなどを活用する手もある。

 政治は自分の身近な生活に密接に携わっているし、その政治を変えるのは、結局自分たち市民の行動でしかない。シンプルではあるけれど、重く大切な事実です。上川さんの問題提起にあらためて感謝したいと思います。



 また、その2・その3では、松浦大悟参議院議員(秋田選挙区選出、民主党・新緑風会)について取り上げました。

 番外編なので少々書くのですが、松浦さんとはお知り合いでもあって、私が今年4月の頭、四谷の夜桜(上智大学近くの桜が毎年とてもきれい)を観に行こうと仕事後に赤坂見附近辺を歩いていたら、松浦さんと偶然バッタリ会いました。暫く立ち話をして別れ、桜を一人で観ながらケータイでTwitterをチェックしたら、松浦さんが「さっき赤杉さんと道でばったり会いました。これから夜桜を見に行くそうです」と時間差実況中継してくださっていました(笑)。

 そんなおちゃめさがある一面、今回のように、現在、立法府や行政府で意識されることもなく、票の取れる政策課題とも思われていないであろう(実際、その2で取り上げた総務省担当課長の発言にも、その意識は透けて見える)性的マイノリティの問題について調査・国会質問を果敢に行なう行動力には最大の敬意を払いたいと思います(と、ネットでお知り合いに伝えるのは少々不思議な感じですが)。

 早速というか、ネット上では松浦さんの国会質問に対して「批判のための批判」もごく一部で起こっているようです。しかし、先程アップしたその3のエントリーで引用した議事録を確認すると、その批判は的外れ(=松浦さんの発言内容をしっかりと追えていない)なように思えます。なにより、具体的で実現可能なプランを欠く「アレが足りない」的なバッシングは、実際に行動する人の気持ちを萎れさせるのではないかと、個人的な経験上も思います。



 実際に行動を起こしてくださる方々への感謝と敬意を持つこと(と、応援の気持ちを形にして伝えること)。そして、一市民としての自分が出来ることについて考え、出来る範囲で実際に行動すること。「国勢調査問題」を機に、そんなことを忘れずにいたいなとあらためて思いました。

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プロフィール

赤杉康伸

Author:赤杉康伸
赤杉康伸(通称:NOV)

1975年5月、札幌市生まれ。2001年3月下旬から東京在住。2001年3月、北海道大学大学院 法学研究科修士課程(専修、公共政策コース)を修了。

札幌・東京における性的マイノリティ中心のパレード運営に参画。その間、2004年7月には、共編著で「同性パートナー -同性婚・DP法を知るために-」(社会批評社)を出版。

現在、東京メトロポリタン ゲイフォーラム 共同代表。NPO法人 共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク 理事。特別配偶者法全国ネットワーク メンバー。

当面は、近況報告や政治関連の記事をアップ予定です。「複雑な現実に向き合いながら折り合いをつけ、相手に『敵方』のレッテル貼りをせず、まずは対話を重視する政治」「多様な人々の、多様な利害を調整する政治」がモットー。

Twitterはこちら。メールはy.akasugi@gmail.com まで

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