NOV'S BLOG

LGBTやSOGI(性的指向・性自認)に関する政治動向・理論や活動などについて、主に綴っているブログです。

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中野区長選関連の話、そしてこれからの私。

 6月8日投票・9日開票の中野区長選挙、そして、それに先立つ平成26年第1回中野区議会定例会における「中野区自治基本条例」改正について、個人的な見解を書こうと思っていました。

 が、この点、先日のエントリー(お詫びと現在の心境)で触れたブレイクスルーと密接に関わるところであり、掘り下げて書くと、長大な「自分語り」になってしまうことに気づきました(汗)。

 「書いている本人はまだともかく、『他人の自分語り』ほどつまらないものってないよなぁ」と私自身は思うので、自分語りを含まない範囲で、以下かいつまんで書きたいと思います(私の「自分語り」につながる部分にまで興味のある、奇特な方がいらっしゃいましたら、ぜひ直接お会いする機会にお話をしましょう^^)。

 まず、「中野区自治基本条例」改正については、共生中野(≒連れ合いこと、中野区議会議員 石坂わたる)の政務活動報告「たつのこ通信」第12号 4面にて概要と石坂の主張・信条が掲載されています。また、中野区議会公式サイトの会議録では、石坂が本会議で行なった賛成討論の全文が掲載されています。

 私は、上記のサイトなどに記載されている石坂の主張や信条と同じスタンスです。各メディアやWeb上で流れる情報では、上記たつのこ通信で掲載したような経緯や賛成討論の内容は紹介されることなく、最終的な条例改正に対する賛否だけが掲載されてしまいました。その点、個人的にとても残念に思います。

 また、中野区長選挙についてです。先日アップしたエントリー(遺言状(と思って書いた4月下旬作成のメッセージ))で、私はこう書きました。

 しかし、現実の社会に色々な制約がある以上、政治や活動は、その制約の中で「よりマシ(better)」、もっと言うと「より悪くない(less worse)」を選ぶ現実的な行為です。

 この点、石坂も上記のスタンスを私と共有しています(本人にきちんと確認済みです^^)。このスタンスをもとに、今回、石坂は中野区長選挙に対峙したのだと、私は理解しています。また石坂は中野区長選挙告示前、田中区長下での各政策・施策に対して、ブログにて石坂自身の感想やスタンスを掲載しています。

 こうした公開情報を踏まえた上での、石坂への反対意見や批判は当然あると思います(し、受け止めるべきと思っています)。しかし、上記のようなWeb上で公開されている石坂のスタンスを確認していないと思しき方々が、現象面だけ見て、「石坂は他政党の補完勢力になり下がった」「石坂は勝ち馬に乗った」という情報をSNS等で流しているのは、残念に思います。

 エントリー(遺言状(と思って書いた4月下旬作成のメッセージ))に戻ると、私はこう書きました。

『イデオロギーとユートピア』の中で、最も感銘を受けたのは、「イデオロギーというと、とかく悪者や胡散臭いものと思われがちである。しかし、イデオロギーとは人が物事を見るときの『色眼鏡』である。イデオロギーという『色眼鏡』自体が悪者ではなく、『色眼鏡』をかけているという自覚の無さが問題である」という趣旨の部分です。


 普段政治について一家言あるように語っている方々の中でも、「色眼鏡」をかけているという自覚を持たず、意見が異なる相手や勢力に対して「レッテル貼り」を行なっている人が少なからずいる。こうした状況を、今回の区長選を通じてあらためて目の当たりにし(まぁ、政治学を専攻し、色々な活動をしてきたので分かっていたことではあるのですが…)、もう正直うんざりという気持ちにも一瞬なりました。

 しかし、そんな中、今までそれほど政治に関心がなかったけれど、対話を通じて石坂のスタンスに賛同してくださった方がいる。応援をしてくださった方がいる。お忙しい中、時間や労力を一緒に費やしてくださった方がいる。何より、色々と「レッテル貼り」をされて悔しい気持ちであろう中、自分自身のベストを尽くしている石坂がいる。

 そうした状況を見て、私、思い出したんです。「複雑な現実に向き合い、折り合いをつけながら、『よりマシ(better)』『より悪くない(less worse)』選択をできる政治」を実現させたいという思いが自分の原点であったことを…、って、いかんいかん、自分語りが入ってきました(汗)。

 今、私が最優先させるべきこと。心身をさらに快復させ、安定した生活を送ることができるようになること(もういい加減、40歳目前の大人ですから、ねぇ)。その次に優先度が高いというかモチベーションが湧いているのは、「利害調整&現実的選択としての政治」「自治意識と自由主義・民主主義の関係性」「お互いを尊重しながら、公共性を作り上げる」ことを、立場が違う人にも伝えたり共有したりすること。それを踏まえない政治や諸活動(例えば、セクシュアリティ/ジェンダーに関する活動)は、膨らみや広がり、そして何より共感を欠くものになるのかなと、個人的に思っています。

 何度も繰り返しで恐縮ですが、私はシングルコア・シングルタスクな人間なので、まずは自分自身を安定させることにもう少し時間を費やしたいです。その上で、来年のGW明けくらい(この時期が意味するところ、お察しくださいませ)までは、今住んでいる地域の中で、自分が出来る範囲で(もう、色々背負い込んで大爆発したくないので^^;)、自分の原点に忠実にあるための動きを取ること。

 来年のGW明け、一段落ついて、私にもまだ居場所と果たす役割がもしもあれば、セクシュアリティやジェンダーに関しての活動に再度携わることもあるのかなぁ…と思っています。セクシュアリティやジェンダー関連の活動に関しては、居場所や果たす役割がないほど、多士済々、人材豊富な状況になっているのが望ましいと、わりと本気で思っている自分がいるんですが^^。

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プロフィール

赤杉康伸

Author:赤杉康伸
赤杉康伸(通称:NOV)

1975年5月、札幌市生まれ。2001年3月下旬から東京在住。2001年3月、北海道大学大学院 法学研究科修士課程(専修、公共政策コース)を修了。

札幌・東京における性的マイノリティ中心のパレード運営に参画。その間、2004年7月には、共編著で「同性パートナー -同性婚・DP法を知るために-」(社会批評社)を出版。

現在、東京メトロポリタン ゲイフォーラム 共同代表。NPO法人 共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク 理事。特別配偶者法全国ネットワーク メンバー。

当面は、近況報告や政治関連の記事をアップ予定です。「複雑な現実に向き合いながら折り合いをつけ、相手に『敵方』のレッテル貼りをせず、まずは対話を重視する政治」「多様な人々の、多様な利害を調整する政治」がモットー。

Twitterはこちら。メールはy.akasugi@gmail.com まで

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